こんにちは。先日 内科医の知人から、
「1回の食事で2合食べるのは良いとしても、寝る前に食べるのは良くないんじゃないかな。血糖値が大変なことになっているかもよ」
と言われました。
そこで2年ぶりに400ml献血を受けに行くことにしました。
この記事では、献血の受け方と朝昼晩で3.6合のお米を5ヶ月間食べた結果をレポートします。
献血の受け方
献血を受けるには
①直接献血ルームに行く②電話で予約する③アプリで予約する の3パターンがあります。
今回はアプリで予約して受診することにしました。
1.献血受付
ご本人の確認、献血の副作用やいただいた血液の利用目的などについて同意をいただいた上で、献血にお申し込みいただきます。なお、すでに献血経験のある方は受付の一部を省略できる場合があります。
2.質問への回答
献血される方の安全を守り、また、患者さんが安心して輸血を受けられるよう、献血いただく方の健康状態を伺うため、質問に回答していただきます。
3.問診/血圧・体温測定
ご回答いただいた内容に基づき、問診と血圧・体温測定を行います。なお、問診内容のプライバシーは厳重に保護されますので、正確にお答えください。
4.ヘモグロビン濃度測定/血液型事前検査
ヘモグロビン濃度が採血基準を満たしているかどうかの測定や血液型の事前検査などを行います。成分献血の場合は、血小板数の測定も行います。
採血する際には、細菌などの混入がないように、採血針を刺す部分の皮膚を厳重に消毒していますが、今までにヨード過敏症といわれたり、ヨードによるアレルギー症状を起こされたことのある方は、消毒液を変更しますので、事前にお申し出ください。5.採血
採血ベッドに横になり採血を開始します。採血針を刺したとき、チクッと痛みを感じますが、すぐに痛みは和らぎます。万一、痛みが続いたり、指先まで響くような痛みがあれば、近くにいる看護師や医師らにお知らせください。
採血時間は、全血献血で10~15分程度、成分献血は採血量に応じて40~90分程度時間がかかります。
採血針や採血バッグは一人ひとり新しいものを使用していますので、献血によりウイルスなどが感染する心配はまったくありません。6.休憩
献血後には、休憩場所で十分に水分補給をしていただき、少なくとも10分以上は休憩をしてください。
また、トイレに行かれる場合も、あらかじめ十分に休んでいただくことをお願いしています。
最後に今回の献血を印字した献血カードをお渡しいたします。献血カードはご自身の献血記録になりますので、なくさないようにしてください。7.献血カード(献血手帳)受け取り
献血カードをお渡しします。献血カードの裏面には次回献血可能日などが印字されていますので、ご確認ください。
8.献血後のご注意
献血後、ごくまれに急な血圧変化により気分不良になる場合があります。トイレや階段・戸外での歩行などには特に注意してください。気分が悪くなった場合や、針を刺した部位に痛み、しびれなどが残る場合は、すぐに職員(あるいは血液センター)にお知らせください。
また、お渡しする「献血後のお願い」をお読みいただき、記載事項についてご注意ください。https://www.jrc.or.jp/donation/
今回の献血から「4.ヘモグロビン濃度測定/血液型事前検査」が注射針で少量採血する方式から、血糖値などの測定でも使用する指先パッチン針に変更されていました。痛がりの私としては有難い変更です!
献血時はめちゃくちゃ緊張しているので血圧はいつもより高くなり、指先は冷たくなります。
冷たいままだと採血に時間がかかるのでホットパックを握ります。
今回は10時20分ごろに献血ルームに到着し退室は11時10分でした。
本当はもう10分休憩を指示されていたので400mlの場合60分ぐらい時間を見ておけば大丈夫です。
検査サービス
献血を行うと健康診断と同等の検査結果が送られてきます。今までは1週間ほどで郵送されてきましたが、今回からアプリに結果が反映される方式になりました。なんと翌日には通知されました。献血でわかる生化学検査の内容は以下の通りです。
白米を食べ過ぎた結果は
献血でわかる血糖値の指標はHbA1c(ヘモグロビンA1c)ではなくグリコアルブミン(GA)という項目です。
糖尿病の検査の一つです。過去2週間の血糖値が低い状態が続いていると低下し、高い状態が続いていると上昇します。糖尿病では標準値より上昇します。標準値範囲内でも、15.6%以上の場合は注意が必要です。
それで結果は14.3(基準値の範囲)と出ました。
14.9→13.8→14.5→14.3と推移しているので夜に2合食べても血糖値的には大丈夫そうです。
また、もう一つ心配なのがコレステロール値です。
こちらの変化は207→219→233→219でした。
献血では259まで正常範囲となっており全く問題ない値になっています。
残念だったのは肝機能の指標であるALT(GPT)が初めて基準値外(49以上)になってしまったこと。
47→31→41→68
これは前日の筋トレが影響したのか?
前日に左五十肩の痛みから解放され、ワンハンドベントオーバーローイング50Kg×12回、ワンハンドショルダープレス30Kg×4回を行っています。
もっとよく噛んで食べるべきなのか?
次の献血までに整えたい(筋トレが原因なら無理…)と思います。
ちなみに中山きんにくんの大会直前のALT(GPT)値は50でした。
【血液検査】全ボディビルダー(特に40歳以上)必見!!減量末期の腎臓・肝臓&血液サラサラ、血管年齢(2019年)が異常でした。
脈診で「肝臓の氣が低下しています」と伝えると「酒飲んでいないのにそんなはずはない!」と言われることがあります。
私はアルコールを一切飲みません。食品添加物も少なめです。腹が立つこともほとんどありません。
それでも検査すると測定値を超える場合があります。
健康診断の検査基準値自体がおかしい(薬の販促のため大げさに決められている)ということも多々あります。
まとめ
いかがでしょうか。
献血は今回で14回目ですが、アプリで健康情報を管理できたり、測定結果がスピードアップしたり、事前検査が身体への負担が無い方式に変更されたりいろいろと進化しています。
私は健康診断しない派なので、ある程度の血液データーが無料でチェックでき、世のため人のためになる?献血は有難いサービスです。
「?」の意味はこちらを知ってしまうと考えさせられます。いまのところ献血は必要悪なのだと考えています。
今回の血液データーから糖質だらけの白米をたくさん食べても運動している限り糖尿病の心配は今のところなさそうです。
安心してお米生活を実践していただければと思います。