最高の主食である『米』は原気の源~四毒(小麦・油・甘いもの・牛乳乳製品)を避けた食生活

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【2025年2月】加筆部分
このブログ記事は癒しの森指圧鍼灸院のブログから移設したものです。

日本人の300人に1人が登録している『吉野敏明チャンネル〜日本の病を治す〜』では日々「四毒をやめる」ことが説かれています。

四毒とは、小麦(グルテン)、植物性油脂、甘いもの、牛乳・乳製品のことです。

また五悪とは、食品添加物、農薬、化学肥料、除草剤、遺伝子組み換え食品のことで、これらを用いていない場合オーガニックと呼ばれています。

五悪を避けていても病気は治らないという臨床経験から”最も重要なのは四毒を食事から排除すること”だということに気が付いたそうです。四毒をやめると経済的に余裕ができるのでそのあとに五悪をやめる(=オーガニックに変える)のが良いと力説されています。

2003年のある日、エイトスターダイヤモンドの木曜会に参加した帰りの山手線内で、東村山の鍼灸師から手渡された一冊の小冊子が人生を変えました。

それまではコンビニ弁当、西友で半額になったお惣菜、松屋の牛丼、シーフードカップヌードルばかり食べていました。スタッフから「そんなものばかり食べていると病気になりますよ」と言われても無視していました。

この小冊子には『白米と味噌だけで健康になる』と説かれており、そんな馬鹿な!との思いで著者の浅井敏夫先生に文句を言ってやろうと思い実験的にスタートしたのがきっかけでした。

最近の吉野先生の発言から、浅井理論も四毒抜きの食事法であることがわかります。断食で調子が良くなるのも「四毒を摂らなくなったから」と言います。浅井理論でも「白米とみそ汁だけなら断食は不要(=半断食療法)」と説いています。

難病奇病で悩まれている方は『吉野敏明チャンネル〜日本の病を治す〜』を登録して実践してみてください。このチャンネルは知恵の宝庫です!
内海聡先生も同じような発信をされていますが「油に対する考え方が違う」と言っています。北海道の自然食品店まほろばさん(マクロビ創始者の弟子)も01テスト(=オーリングテスト)で四毒の中でも人体に有用な商品を発見されています。

お米生活を詳しく紹介しているチャンネル≪お米チャンネル「人生が変わる食べ方」≫お米とおかずは6:4の比率でダイエット効果が発揮されます。

筋トレとお米に関するチャンネル≪ホッペ太郎チャンネル本ちゃん≫トレーにはとにかくお米の量が大切!ドーピングチェックが厳しいJBBF日本ボディビル選手権を9連覇を達成した鈴木雅選手は9合食べていたそうです。
私の場合、三合しか食べていなかったので痩せてしまったようです。

目次

2014年4月4日加筆記事

院長のさんぺいです。古いPCのハードディスクを整理していたら、旧ホームページのデーターが残っていました。
私が食事療法に目覚めた頃の記述であり思い出深いものがあります。

この記事の後約11年間、肉や乳製品を控え、米と味噌中心の食生活を実践してきましたが、病気とは一切無縁になりました。

病院(歯科も含め)にはまず行きませんし、処方箋薬・市販薬(塗り薬・貼り薬)も一切使いません。人間ドックやメタボ検診にも行きません。ワクチンも打ったことがありません。
若い頃は「ガンになるのではないか」と余計な心配もしていましたが、がん保険も加入を止めてしまいました。
「肉を食べないと力が出ない」「風邪を引きやすくなる」と思われていますが、昨年はベンチプレス自己最高記録(150kg/1RM)更新するなどまったく関係ないようです。

若い頃に出ていた、花粉症や鼻づまり、下痢も全くありません。味噌や醤油で塩分をたくさん取るので「高血圧になるよ」と心配されますが、血圧も全く正常です。ただし、総コレステロール値が170位に落ちるので、”よつばの無塩発酵バター”を良質なコレステロール源として摂取しています。

下のほうに出てくる船井幸雄先生は本年1月に81歳で永眠されましたが、「超健康のコツ」に関する著作が多数あります。数年前より体調を崩されていたようなので、長生きだったのか短命だったのか受け取り方は異なるでしょう。
船井氏は著名人としていち早く「3月11日の地震は、人工地震らしい」と大胆な主張をされておりました。とても記事の更新を楽しみにしておりましたので残念でなりません。

そんなわけで、食事療法に関しては様々な主張があり、”正しいのか間違っているのかは死んでみないとわからない”というのが正直なところです。
私の場合、あまりグルメではないので粗食を続けられていますが、美味しいものを食べてストレス解消している人にはかえってマイナスかもしれません。
記事の中で「体重は1ヶ月半で3㎏減!」と書いてありますが、最近は白米+味噌療法でも体重が増加傾向にあります。これは、年をとると解糖系からミトコンドリア系に体質が変わる(18倍燃費UP)からだと思います。この点に関しては、「高級ダイエット法と庶民派ダイエット法」に記載したように、白米の量を抑えたり、白米の代わりにシラタキを食べるなどで調整しています。

美味しいものをたくさん食べて体調を壊している方は、ぜひ断食(ファスティング)を行ってみてください。断食はどんな場合でも体調を改善させる効果があると思います。

最高の主食である『米』は原気の源

2003/2/20 記載

最近、玄米食をおこなっていたり、これからおこなおうとする方からのご相談が増えてきました。
一般的に、玄米は白米に比べ「健康に良い」ということは常識ですよね。しかし、玄米が体に良いのか悪いのかを質問される方が増えてきたことは、食事、特に主食に対する研究をされている方が増えてきた証拠だと思います。
日本人にとって大切な主食は米です。この『食』をしっかり摂取することは健康にとって大きな意味を持つものであると考えられます。 今回は、健康にとって最も大切な『米』について考えてみたいと思います。

1、米には『氣』が宿っている

気功の『気』という文字は、元々『氣』と書いてあったことからもわかるように、大地の気は米に宿ると考えられていたようです。
両儀(りょうぎ)気功研究所、池辺憲史先生は『氣という文字の作りは、一番上が「天」、真ん中が「人」、下が「地」、そして地にはアースが伸びている。その中に、東西南北を表す+(プラス)と、対角を表す×が交わり陰陽(表裏)を表す。私が88歳と言うのは、この米と言う文字にちなみ、十年とって八十八と言っているのである』『米は田と共にあり、そのあまりカスが“糞”となる』『ウンコは運庫と読むこともでき、米を主食に糞のよく出る生活をすれば運も良くなり病気が出て行くのである』と言います。
しかし、最近は農薬の大量投与により土地に『氣』が少なくなってしまいました。病気の土地(ケガレチ)から栽培された米は気の抜けた病気の米と言えそうです。このような気の抜けた米を長年食べ続けた人と、イヤシロチ(氣が満ちた土地)でとれた米を取り続けた人とでは生命の氣に与える影響は大きなものになりそうですね。
最近、高額な有機米を購入する人が増えていることは、人間に本来備わっている良いものをかぎ分ける直感が発動されてきた結果のように感じます。

2、玄米食は体によいの?

玄米は稲から籾(もみ)を除いただけで、その中には40種以上の栄養成分がそのまま「生きて」います。胚芽にはビタミンB群、ビタミンE、K、ミネラルが豊富で糠(ぬか)には良質のたんぱく質、脂質、食物繊維がタップリ含まれています。また鉄、リン、カリウムなどのミネラルも豊富です。精製された白米に比べ自然の玄米の方に多くの栄養成分が含まれています。特に、現代人がもっとも取りにくいビタミンやミネラルなどがとても多く含まれています。
有効な成分が豊富に含まれているし、バランスのとれた理想の主食であると思います。それに、多くの食事指導者が玄米食を薦めています。
これらの有効な成分を含んでいるにもかかわらず、玄米食に対する反対意見が少なからずあります。そして、そのことに気がついた人は『はたして、玄米食はよいのか?悪いのか?』と迷ってしまうようです。

3、玄米は100回噛んで30%の吸収率

玄米食を疑問視する方は、まず第1にこの吸収率の問題に行き着きます。私の場合噛んでもせいぜい10回位なので玄米食を行った場合吸収率は10%あるかどうか疑問です。せっかく、『栄養が多い』とあまり美味しくない(個人差あり)玄米をわざわざ食べても吸収が悪いのでは意味がありませんよね。
柴又の鍼灸接骨院の院長も『玄米はお腹を通過するだけですよ』と言います。一方、東村山の鍼灸師内野先生は『現代人は食べすぎが病気の最大原因ですから、玄米食でカロリーを抑えることはある意味重要なことではないかと考えられます。』と言います。玄米食がダイエットになるのはどうも吸収率の悪さにあるようです。(これではビタミン・ミネラル不足になってしまいますね)

4、吸収率の悪さを解消した玄米の粉

吸収が悪いのであれば粉にできないか?と考えたのがシガリオの製品群です。
『リブレフラワー』は、世界で初めて開発に成功した高い品質の玄米全粒微粉末。今までの玄米粉と違うのは、ビタミン、ミネラル、食物繊維など玄米に含まれている40種類以上の栄養成分が、ほとんど破壊されずに含まれています。 今までの玄米粉では考えられない微粉末です。そのため、消化・吸収がよく、栄養成分が体内で効果的にはたらきます。ペプシン消化率はなんと85~91%!
『玄米の成分を必要とするのなら、5分つきで炊き吸収力を高めるか、リブレフラワ-を炊飯器の中に混ぜて炊くのがよいでしょう』とは柴又の鍼灸接骨院の院長のお話です。柴又の本院では患者さんに好評なサプリメントの1つとなっているそうです。
『ブラックジンガー』は、長時間のソフトロースト(遠赤外深焙煎)によって、カラダに必要なエネルギーとビタミン、ミネラルの複合成分を生かすことに成功したミクロパウダー(超微粒粉末)です。
米は酸化、錆びやすい食品ですが、シガリオのこれらの製品群は特殊製法により1年程度は大丈夫なようです。特にブラックジンガーは多くの病気の方に見られる酸性体質を強烈にアルカリにする力を持っています。また、極陽性なので体を温める作用が強く冷え体質の方には最適です。さらに重金属など体内毒素排出作用が強くガンなどの病気の方にも良い結果が出ているといいます。
この食品郡は、鶴見クリニック院長/鶴見隆史 医師が「病気の原因は食事にある」として、浄血と造血をはかり免疫力を高めるための独自の食療法に利用され、ガンや難治性疾患の患者さんの治療実績を上げているようです。

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5、玄米はアクで短命になるとの主張

玄米・自然食運動を行っている方が聞いたら猛抗議を受けそうな主張があります。地球を守る会代表-浅井敏雄理学博士(グローバルクリーン)の考え方です。
米は次の生命を育てて種を保存する為に、次の生命の為の栄養となる胚芽の部分があります。又、小鳥などに食べられすぎないように胚芽の部分に強いアクを持っています。
小鳥たちは玄米のアクの強さを本能的に知っているので、食べ過ぎることはありません。
人間はアクの強い玄米を茶碗一杯も食べます。玄米に含まれるフィチン酸はほとんど消化されず、体内のミネラルまで出してしまう強力な排泄作用があります。これが玄米を食べているのにミネラル不足になってしまう原因です。
体内の毒素や化学物質まで排泄する力があるので、病気の時には短期間で効果が出ます。しかしその後も続けると、体内のミネラルまで排出してしまい、カルシウムやミネラル不足の体になってしまいます。
甘いものを全く食べない玄米食の人や子供の虫歯が多いのもよく理解できます。
玄米・自然食の運動は、病気治しを目的とした食養の指導者から始まりました。玄米や自然塩、野菜のアク、ミネラルを利用して、短期間に病気が治ったのは事実です。病気が治ったから正しい食事、生食だと決めてずっと続けさせたのが間違いだったと思います。アクによる短命化の悪作用に気がつかなかったのではないかと思います。とにかく、玄米の胚芽の部分に含むフィチン酸のあくの作用は強力な排泄作用があり、短命の原因になります。発芽玄米にも20%近くのフィチン酸が残っており、短命の原因になります」
「フィチン酸が最も多い胚芽の部分を発酵し粉末にしたもの、玄米を粉末にしたものや玄米を黒く焼いてコーヒー風の飲み物にしたものなど(ブラックジンガーのことか?:院長注)玄米加工食品、そして最近ブームになっている発酵玄米も表皮の部分のフィチン酸は残るので玄米の5分の1程度の影響が残り、続けることで短命の大原因になります。」
「結論を申し上げますと、玄米より白米の方が、人間の主食としては適しているということです。5分づき、8分づき、胚芽米でもアクの作用が体内に残ってしまいます。完全な白米の方が、長寿の為には良いと言えます。雑穀でも大さじ杯程度ならよいですが、入れすぎないでください。元禄時代より白米にし始めたというのは、アクを処理する先人の知恵だったと思います。」

*「間違いだらけの健康常識」より抜粋 グローバルクリーンホームページ

6、浅井食と毛髪ミネラル分析

グローバルクリーン浅井敏雄先生の、理論を昨年の暮れに知り、本当なのか間違いなのか食養生を実践されている方々に聞いてみました。その結果、「だいたい正しい」という答えが多く帰ってきました。
食事療法をよく勉強されている方たちに聞いたからこそ「だいたい正しい」と答えが帰ってきたのであって、一般的には『その人頭おかしいんじゃないの?』と言われてしまいます。ましてや0-リングテスト(指を引っ張って筋力反射を行い強くなるか弱くなるかで判断する方法)で測定しているとなればなおさらです。
しかし、私にはこの理論がよく理解できました。当院で扱っているEAV(ドクターフォルが開発した電気鍼灸診断装置)を用い、エネルギーチェックすると、ある時は理想値の50を示していても、ある時は理想値にならないことがあるのです。なぜ良い商品なのに50にならないのかと疑問でしたがこの浅井理論で納得できます。
例えば、病気の患者さんにEAVで玄米との相性チェックをしたとします。病気があるので、フィチン酸の強い毒素排泄作用により病気が癒えます。しかし同時に体内からミネラルも大量に喪失されているので長く続ければ玄米であっても良い数値が出ません。このような時は同時に吸収率の良い植物由来のミネラルサプリメントを同時に補うべきではないかと考えられます。
浅井先生に質問したところ『たとえ時間がかかっても、白米、ニガリ抜きの味噌、ニガリ抜きの醤油、少々の御新香を勧めてください。この粗食を365日続けても栄養不足になりません。間違った食事をするからこそミネラルを消耗させるのです。ミネラルを補おうとする考え方自体間違えです。』との回答です。
そこで、この無茶な食事方法が本当なのか間違いなのか2003年1月2日から実験を開始しました。

●朝食は、白米(1合)・ニガリ抜きの味噌汁(ニボシのだしを加える)、梅干(ニガリ抜きの塩で漬けたもの)、白ゴマ(有機栽培)、海苔、ニガリ抜きの醤油です。
●昼食は、おむすび(1合)、ニガリ抜きの塩、ニガリ抜きの梅干、黒ゴマです。
●夕食は、白米(1合)、ニガリ抜きの味噌汁(ニボシのだしを加える)、白ゴマ(有機栽培)、豆腐、キムチなどです。
  
米を炊く水はもちろんクリスタルヴァレー逆浸透膜水です。また米は後に紹介しております活性米(由布院-とこしえ)を使っています。
たまに守れないこともありますが90%はこの食事を実践中です。体重は1ヶ月半で3㎏減!
ここで、ニガリという言葉が出てきましたので少々ご説明すると、ニガリとは、塩化マグネシウムと硫酸マグネシウムを主成分としたミネラルの総称で浅井理論では『人体最適ニガリ量』は0.0064%と言います。一般の味噌・醤油・漬物・すべての加工食品、外食で使用する食品すべてに、ニガリ量2.3%の仕入れ価格1㎏30円という安い自然塩(原塩)を使っているそうです。
最も短命の原因となるのはフィチン酸よりも、ニガリや除草剤-ダイオキシンであるとの主張もされています。
朝・昼・晩の食事にニガリがほとんど入っていないということは、超ミネラル不足の食事であると言えます。多くの方が食事の間違いに気がついた時には手遅れの状態であると言いますが、人生の晩年になってみないと気がつかないのではちょっと問題です。
そこでこの食事療法を客観的に判断できる方法として、『毛髪ミネラル診断』を行ってみました。
髪の毛にはテープレコーダーのように体の状態が記憶されています。この髪の毛を特殊な機械で分析すると、ミネラルの量、人体不適合金属の量などがわかります。また、添付される解説書には食事の指導も書かれており、希望者にはバランスを整えるサプリメントも処方されるのです。
このような不足したミネラルを補い健康を回復させる方法は分子矯正医学として杏林予防医学研究所の山田豊文先生などが研究・指導されています。
人体の細胞はだいたい3ヶ月で入れ替わると言います。2月1日(実践してからちょうど1ヶ月目)に測定しましたので、半年後に再検査してミネラルの過不足を調査したいと考えております。

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7、最高の波動を持った白米!「由布院-永(とこしえ)」

浅井食=白米主義を実践しようと考えた場合、白米には良いものを使いたい!という気持ちが湧いてきますよね。
そこで、何か良い米はないか探していたところ「由布院-永(とこしえ)」を紹介されました。
このお米は両儀気功研究所の池辺所長が、「米粒をツボに貼り付ける療法」の為に使用しているエネルギーに満ちた米です。
先頃、治療用に使用していた米がなくなった為、6年ぶりに保管していた米を開封したところ酸化していないことに驚かれ、この米の持つエネルギーのすばらしさを再確認したそうです。また、6年間適当に保管していたにもかかわらず虫が沸かなかった事実には製造者でさえ『不思議ですね~』とビックリされたそうです。
波動測定器で計測すると精米前の数値と比べ著しい改善が見られます。虫が寄り付かない、酸化しないということは還元力(若返りや病気を防ぐ効果)があるエネルギーに満ちた米であると言えそうです。
この<永>とこしえは、有機農法で作られた米ではなく、減農薬の大分産「ひとめぼれ」(未検査米)であると言います。
『有機栽培米』を使って活性化させたらもっと素晴らしい結果が出るのではないか?と質問したところ、「現在の数値でも大変素晴らしいこと、有機栽培米を安定して仕入れるのが困難なこと、価格が高くなり消費者に負担がかかりすぎること」などから今のところ有機米での活性化は検討していないとのことでした。
精米すると米は非常に酸化しやすい性質がありますから、これを防ぐには玄米を購入し家庭用精米機で毎回食べる分ずつ精製するか、〈とこしえ〉のような酸化しにくい米を購入し食べるのがベストだと感じます。
浅井先生にメールで質問したところ『白米であれば特に農薬を使用していても無洗米でも寿命に影響はありません。美味しいか美味しくないかの違いだけです』とのことでした。
  
この活性米は『値段が高いので普通の米に半分ほど混ぜて使うと良いでしょう』と池辺所長は言いますが、粗食になると食費が2分の1以下になりますので少々の贅沢は許されるのではないでしょうか。

注:現在は販売していないようです。


8、体液を瞬時にアルカリに変える究極の玄米

2003年2月1日に開催されました船井メディア主催新春講演会にて船井幸雄氏が紹介された玄米があります。
船井幸雄氏は講演で次のように語られました。『梅雲丹をなめると皆唾液がアルカリ性に変わると言います。変わらなかった人は皆数週間でお亡くなりになられたそうです。しかし、私がなめてみても一向にアルカリになりません。ひょっとしてマズイかな~と思いました。その場に居合わせた人たちも気まずい雰囲気でしたが、今のところまだ生きています。ところが、岡山で生まれた”天緑農法”という本物の農法で栽培された玄米を10粒噛むとあっと言う間にアルカリに変わってしまうのです』
この農法で作られた玄米は『藍の舞』という商品名でトータルヘルスデザインのホームページで購入ができます。
この農法の特徴はどこの土地にも存在している藍藻(らんそう)=シアノバクテリアを『銀河の星』という土壌改良材を使って覚醒させ活動を活発化させることにより、残留農薬やダイオキシンを分解させ土地をイヤシロチ化させることにあります。さらに、作物が根から藍藻を吸収し、葉緑素として取り込みます。これがエネルギーに満ちた、美味しい作物のできる”天緑農法”の仕組みだと言います。
また、二酸化炭素を吸って酸素を放出することによって地球温暖化やオゾン層破壊の防止にもつながる、夢のような農法です。
春菊やほうれん草は、そのまま生で食べるとアクや渋みが強いのですが、”天緑農法”で作られたこの野菜はそのまま食べても苦味や渋み、アクがなく、むしろなんとなく甘いそうです。
いう事はアクのミネラル排出作用で短命になることもない”究極の病気治療の玄米”ということが言えそうです。
  
玄米食を実践されている方には”藍の舞”は最適の米でしょう。また、白米食の方には、この米を『マジックミル』という家庭用精米機で必要な分だけ精米して食べたら最高なのではないでしょうか。

注:同様のお米にピロール米というのがあるようです。当時ピロール農法実践者の方から藍の舞の開発経緯など詳細なメールをいただきました。


米に対する私の考え方《まとめ》

●健康な人は、白米+味噌汁+少々のおかずを加えた粗食でよいようです。
●仕事の付き合いが多い方、洋風の美味しい食事を食べたい方は、ミネラル不足にならないようにサプリメント摂取をお勧めします。(毛髪分析で自分を知るのもよいのではないでしょうか)
●太り気味の人、食べるのをやめられない人は主食を少しづつ玄米(有機栽培のもの)に替えてみてはいかがでしょうか。
●玄米の栄養素を十分摂取したい方には、リブレフラワ-・ブラックジンガーはお勧めの補助食品です。また千坂式健康法(株)食健では消化しにくい玄米を独自の調理法で最高の食材に変える技術を提供されています。軌跡の生還者も多数いるとのことです。
●玄米は無農薬の物、白米は家庭用精米機で食べる毎に精米するか「とこしえ」のような酸化しにくい米を摂取すると良いでしょう。

常識破りの粗食ダイエット

院長のさんぺいです。

前回の掲載した過去記事、「最高の主食である『米』は原気の源 」の続きです。

2003年6月20日記載

2月20日号で記述しました“最高の主食である『米』は原気の源”を多くの方にご覧になっていただきご意見・ご感想ありがとうございました。
この号で浅井式による粗食療法を実験中であることをお伝えしましたが、この度毛髪ミネラル分析の結果が出ましたのでご報告します。

実験開始

実験期間は2003年1月3日~4月30日までの4ヶ月間です。(現在も継続中!)
第1回目の毛髪ミネラル分析は2月19日、第2回目は5月19日に実施しました。

この期間の主な食事内容は以下の通りです

[朝食]
白米(1合:由布院とこしえを利用)、味噌汁(グローバルクリーンのにがり抜き有機味噌利用)、醤油(グローバルクリーンにがり抜き醤油利用)、梅干(グローバルクリーンにがり抜き梅干利用)焼きのり(スーパーで購入した普通の白子のり)、有機白ゴマ
[昼食]
おにぎり1合(黒ゴマ塩:塩はにがり抜き真生塩使用、梅干、焼きのり)
[夜食]
白米(1合:由布院とこしえを利用)、味噌汁(グローバルクリーンのにがり抜き有機味噌利用)、キムチ、豆腐、白ゴマ

なお、最初の1ヶ月間は不安でしたので水溶性植物ミネラルサプリメントを1日30㏄ほど利用しました。この間、嗜好品はコーヒー、シュークリーム等適当に食べました。
最初の1ヶ月目の毛髪ミネラル分析の結果は4月10日号に掲載した通りです。
らべるびぃ予防医学研究所の方にお見せしたところ『日本人は総ミネラル不足状態にあり、当研究所のサンプルの中でも73点はハイスコアです。何か特別なサプリメントをとられているのですか?』と質問を受けたほどです。
しかしわずか1ヶ月間では、2~4ヶ月前の健康状態を示す毛髪が多数混入していますので参考外です。また、波動測定でも他の追随を許さないほどの高波動を記録する植物ミネラルを摂取していたことも好結果につながったようです。そこで2ヶ月目以降は思い切って植物ミネラルの摂取を止めてみました。

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 浅井敏雄先生の食事療法

ここで、浅井先生の食事理論について若干触れておきましょう。
①枯葉剤(除草剤)こそガン・万病の根本原因
この猛毒は魚介類(マグロ・あわび・カニ・うに・いくら・明太子)や動物の肝臓(牛・豚・鶏のレバー)に最も多く蓄積されており食べると危険だと警告されています。
ダイオキシンの話はあまり報道されませんが、魚介類からは水銀やカドミウムが検出され妊婦が食べると危険であるなど厚生省の発表が続いていますね。環境汚染が急速に浄化される予定はないので食べないのが予防策となっています。
②玄米はアクで短命になる
他の食事療法とまったく異なる考え方です。玄米に含まれるフィチン酸は体内の毒素や化学物質を排泄する力があるので病気の時には短期間で効果が出るが、続けると体内のミネラルまで排泄してしまいカルシウムやミネラル不足の体になり短命となってしまうと警告されています。 
③自然塩は短命の最大原因
自然塩に含まれるニガリ(塩化マグネシウムと硫酸マグネシウムを主としたミネラルの総称)は腎臓・肝臓・すい臓を硬化させ地上の何よりも短命になると警告されています。今のミネラルを豊富に含んでいる天然塩ブームは人工透析患者、肝硬変、糖尿病患者を増加させると危惧されています。ただし現代医学で言っているような減塩を薦めているのではなく人類最適ニガリ量0.0064%の塩(=真生塩)を使えば塩分は好きなだけ摂って良いとしています。
この3つの基本的な考え方から、白米、0.0064%の塩を使った味噌汁、醤油、わずかな御新香だけの粗食で365日過ごしても栄養失調にならず十分長命になれるといいます。
  
この説が正しかったら今までの栄養学は非常識に変わりますので毛髪分析(特にミネラル不足にならないか)で確認しながら真実を確かめる実験を開始しました。
途中、『え!そんな馬鹿げた話信じるの?』『顔色悪いね。倒れないように!』『そんなことまでして長生きしたくない』等々、沢山の野次が飛んできました。20年ぐらい前からこの説を唱えている浅井先生には相当な誹謗中傷があるものと推測されます。私の場合は『実験!実験!』で済まされるから気が楽でしたが・・・

 体調の推移

この食事療法は最初のうちは様々な好転反応が現れます。
第1に下痢が起こります。これは他の実行された方にも現れている反応です。また、便中に油分を多く含むようになります。余計な脂肪分が体外に排泄されているものと思います。脂肪にはダイオキシンや有害ミネラルが多く蓄積しており貯金を放出することは健康に良い反応であるといえます。この時期は血中脂肪濃度も上昇しているので体脂肪率は19%から22%まで上昇してしまいました。
第2に倦怠感が襲ってきます。特に朝起きるのが苦痛になるようなだるさが出ました。肉食は血液を汚す酸性体質を作りますが、陽性なので元気が出ます。一方、浅井食は弱酸性の白米を主食に強アルカリ・強陽性食品である味噌・醤油・梅干を利用しますので血液が浄化され体温は上昇します。この急激な変化が倦怠感の原因ではないかと思われます。体質改善までの3ヶ月間の辛抱です。
第3に毒素排泄作用が促進されたのか、皮膚(特に顔)に吹き出物ができます。これも毒素が出ている証拠であると思い出し切るまでの我慢の日々です。
第4に筋力が低下します。これは第2に関係すると思いますが、120Kgまで持ち上げていたベンチプレスが105Kgまでしか持ち上がらなくなってしまいました。
適度なフィットネスは血行を良くしますが、ハードな運動は体にダメージを与えます。この点、浅井先生に質問したところ「運動は短命の原因になります。その場合、肉を食べても構いません」とのことでした。
  

思わぬダイエット効果

さて、4ヶ月も経ちますといよいよ痩せてきます。体重計に乗ると72Kgあった体重が67Kgまで落ちています。体脂肪も15%まで低下しました。この体重・体脂肪率は柔道をやっていた15年前の高校生時代よりも低い値です。ベルトも2㎝詰めたのにまた1㎝余裕ができてしまいました。わき腹、臀部の贅肉は落ちたのがはっきりとわかるレベルです。
久しぶりに来院した患者さんには「あれ~ずいぶん痩せたね!何かやっているの?」と質問を受けるようになりました。
とくに痩せる目的で始めた食事ではない(むしろ体重は維持したかった!)ので5kgも落ちるとちょっと寂しい気持ちがします。しかし、ここまできたら体脂肪率10%以下を目指し脂肪を落としてみようと別の目標ができました。
お腹いっぱい食べていても、油や肉をほとんど摂らない粗食では太るのが難しいようです。山田豊文先生も『痩せるのは簡単ですが太るのは難しい』と言っておられましたがまさにその通りの結果になりました。特に食べ過ぎによるマグネシウムの無駄遣いは新陳代謝を阻害し太りやすい体に変化させてしまうようです。たくさん食べても痩せていくのだからリバウンドはまずないでしょう。後は栄養の偏りがないかどうかが心配ですね。
  

毛髪ミネラル分析の結果

いよいよ、この粗食実験の成果を知る時期となりました。実験開始から4ヶ月が経過していますので毛髪はほぼこの食事でのデーターが反映されていると思われます。
その結果は下記の通りです。(青字は基準値オーバー)

この結果、ニガリ抜き(=ミネラル不足)の食事をしていてもミネラルバランスが悪くなることはないようです。また、味噌・醤油を沢山使用しましたがナトリウム値が異常に上昇するようなこともありませんでした。
一方、有害ミネラルは水銀・鉛を除き上昇してしまいました。これは、有害ミネラルが毛髪から排泄された為に起こったのか、焼き海苔や他の食品に高濃度に入っていた為かよくわかりません。半年後に再チェックしてみる予定でおります。
有害ミネラル排泄にはマグネシウム、亜鉛、セレンが重要であるといわれています。この3つは山田豊文先生も「摂りすぎということはありません。できるだけ多く摂取してください」と言います。
今回、セレンがマイナスとなっているので若干ミネラルの補充が必要な気がします。そこで、今後は白米に真性塩または植物ミネラルを若干入れて炊くことにしてみます。この方法は千坂由紀夫先生(千坂式)も硝酸帯窒素の除去に用いている方法です。(実際には梅干を使いますが塩にも同様の効果があるといいます)

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リバウンドのないダイエットのために

さて、タイトルに『ダイエット』と入れましたのでネット検索で引っかかることが多くなると思いますので追記します。
この食事療法を実践すれば確実に痩せることができるでしょう。沢山食べてもOKなのでリバウンドもないでしょう。病気の方は免疫力が高まり良い結果が出るはずです。
しかし、一方で玄米や野菜ジュースを用いた方法よりも穏やかに反応します。脂肪率は1~2ヶ月変化しなかったり増加する場合さえあります。吹き出物が出ることもあります。細胞の代謝サイクルはおよそ3ヶ月ですが、この方法では4~6ヶ月はかかりそうです。
「そんなに待っていたら夏が終わっちゃうじゃないか!」「そんな食事ではつまらない」という声が聞こえてきそうですがそんな即効性を期待している方にお薦めの器具が当院にはあります。アルファ21というカプセル型のマシーンです。
アルファ21の主な目的はリラクゼーションですが、減量コースを選んでいただくとカプセル内は最大79度まで温度が上昇します。
背中に敷いてある振動マッサージは上半身・下半身ともに作動します。(通販でやっている低周波治療器のような擬似運動状態を作る)
汗をほとんどかいたことがない人でもかなり発汗するでしょう。発汗は重要な解毒の方法であるため重金属排泄に有効です。
栄養失調の方が減量コースに入られると目まいや立ちくらみ、吐き気をもよおしますのでご遠慮いただいておりますが、食事をしっかりとられている方であれば30分以上利用していただくことも可能です。1回のご利用で確実に0.5%~2.0%体脂肪が落ちます。脂肪にはダイオキシンや有害ミネラルが多く含まれているので体脂肪を落とすことは疾病予防にもなります。排毒され腸がきれいになれば皮膚の血行が良くなりキメが細かい肌になるでしょう。
体温が1度上昇すると免疫力は35%以上アップすると言われております。またガン細胞は43度付近で死んでしまうとの説もあり温熱療法は効果的です。さらに、ガン患者さんは交感神経が緊張しすぎて免疫細胞は非活性状態にあると言われています。アルファ21の本当の目的は『ストレスの除去』=副交感神経優位の状態を作ることが目的の為、免疫細胞を活性化させるのは得意分野です。
当院のスタッフは風邪の初期(悪寒・発熱・頭痛)に減量コースを利用しておりますが熱が免疫細胞の援軍となり、その1~2時間後にはほぼ回復します。
NASAが開発に関与したと言われているこの21世紀のマシーンですが、最近の研究により応用した利用方法が期待されています。
注:このコースは現在行っておりません。

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